カテゴリ:がんの具合( 5 )

無治療だと 6週間
抗ガン剤治療 だと 6ヶ月
ステロイド剤のみの治療だと 4ヶ月

発症後、それが寿命ですと言われた アーチの病気 「消化器系リンパ腫」

おかしくなり始め病院通いを始めたのが1月後半なので、医師はそこで発症したと考えている。

カチカチカチ 

アーチが私たちの元を去る日がどんどん近づいてきている。

犬の1週間は人間の1ヶ月なのだそうだ。1日の重み、人間とどれだけ違うのだろう。

毎週病院通いの生活だけど、毎週どんどん体調が変わっていく。
先週の日曜日は3人で河原をお散歩したのに、今週の日曜日はもう歩く事ができない。
原因不明の大量出血。
「ガンは死ぬ前に穴という穴から血がでるからね」
何人も看取った義母が教えてくれたことが頭をよぎる。

荒い息を続けるアーチを2人で囲んで、
「もう沢山頑張ったよ。あーち。」って大の大人二人でボロボロ泣く。

私だったら、嫌だな・・・。囲まれて泣かれるの(笑)

土曜日。色々な事を抱えすぎてちょっと寝れずにいた私を心配して、夜中にアーチが起きてきた。
その体温でまた私を温めてくれる。
「どうしたの?一緒に寝よう。」 アーチの優しさ。自分は腸が出ちゃってるのに。歩くこともままならないのに。
こんな時まで私を心配してくれるの?

開業してどれだけ救われてきただろう。
開業当初、お客様にひどいことを言われ続け、過呼吸になっちゃった私を助けてくれたのはアーチ。
いつもマイペースにそばにいてくれた。
「イツデモミカタダヨ」

乗り越えられるのかな。

そろそろアーチが旅立とうとしています。
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by minis_archie | 2010-06-21 18:52 | がんの具合
先週くらいから目に見えておしりから出ている部分のガンが大きくなってきた。

アーチの様子は変わりなし。
ご飯は食べる、散歩にも行く。ただ歩く量が減ってきた。嘔吐・下痢などは無し。

ちょうど、昨日は2週間前から予約を入れた大学病院の検査の日だった。

前回の病院での検査は「リンパ腫の疑い」であったので、今回
大腸ガンか悪性のリンパ腫であるか、本当の意味で知る事になる。

アーチは

やっぱり悪性の消化器系リンパ腫でありました。
しかも4月の頃より転移していて、お腹の中まで5cmくらいの腫瘍がある。

抗ガン剤治療を勧められる。ただ抗ガン剤治療は副作用も伴い、この治療をしても余命半年も無いだろうと。

はっきり数字で聞いた。
「このままだと、排泄がうまくできなくなって死に至ります」 との事。

しかし、抗ガン剤治療を受けての副作用だって同じくらいアーチは苦しいじゃないか。

「どうしたの?何を悲しんでるの??」
心配した顔をして私の顔をのぞき込むアーチ。 
神様、どうしてこの子をこんなに痛めつけるのですか??

病院からの帰り、私たちの大好きな東京の小金井公園に立ち寄る。

緑の中、木陰の下、「散歩だ~」って楽しそうに歩くあーちを見て。

このままこの子を痛めつけず、最期のそのときを迎えるまで
まいにち笑って、触れて、「大好きだよ~!!」って抱きしめて、暮らしていこうじゃないか。

大学病院からの帰り、少しお話ができるとのことで、自然治療に先生のところに伺う。
今後の治療方針。
犬の場合、飼い主である私たちがどうしていきたいかを決める。
あーちが話ができたらいいのに・・・。 つくづくそう思う。

「人間もそうですが・・」 と先生
「生きた長さじゃなくて、一緒に過ごす時間の濃さが大切なんです」 ーと。
あーちはもしかしたら5歳を迎えられないかもしれない。けれど、カウントダウンにはいっている日々、毎日の一緒に過ごす時間を濃密なものにしていきたい。

実家の母に「もう、アーチを楽にしてあげたら?」と涙ながら訴えられた。
「安楽死」 その選択肢は今も私たちにつきまとう。
でも、もう少し、もう少しだけ時間を下さい。

他のわんちゃんの半分以下しか生きられないアーチが、少しでも幸せに旅立てる準備をする時間をください。
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by minis_archie | 2010-06-12 12:40 | がんの具合
脱腸したら主人が戻し・・・ という行為が続いていました。
外に出たままだと壊死するし感染症にかかる確率も高い。
かなりの頻度で脱腸するようになってしまったアーチはそれこそ、1日10回以上脱腸しては入れ・・を繰り返していました。

でも出てしまった内蔵を元に戻すというのは そのまま吐き気も起こってしまうようで、食べては吐き・・という行為が続き、だんだんアーチが食事を摂らなくなっていき、歩くこともなくなり、声を出すことも無くなりました。

動物が(特に食いしん坊のアーチが)食事をしないということは = 死 の雰囲気が漂い、
毎日、(もう駄目かもしれない・・)という気持ちになっていきました。
世の中で一番大好きな「パン」すら口にしなくなってしまった。

自然治療の病院に連れていった時だけ、なぜか底知れぬパワーを発揮し、いつも歩くことさえままならないのに、じっと立って、先生に診てもらっていました。
「治して欲しい」 アーチの気持ちが伝わる。
「だいぶ痛んでしまったね」と脱腸した部分を診て医師が一言
「内部に戻した方がいいんでしょうか?」と私
「うーん、そうなんだけどねぇ。ここまで痛んじゃうと」と医師 「乾燥しないようにしてもらえれば・・」と医師

では、もう腸は出しっぱなしでオゾンオイル(オゾンガスが含まれているオリーブオイル)をたっぷり塗って生活しようじゃないか!!
リスクはあるけど、これ以上アーチを痛めつけたくないと、ある意味腹をくくった途端。

少しずつ、ご飯を食べるようになり(大好きなパンだけ。本当はパンには色々含まれすぎているので駄目と言われている)、少しずつ、歩けるようになり、 しまいには、声を出すようになった。

今は腸は出っぱなし。 でも散歩もするし、パン以外n野菜主体のご飯も食べる。私たちに甘えてくる。

嘘みたいに元気になり、激減した体重も増減無し。

先生もそんな様子を見て
「この調子なら手術できると思う」と見解を初めておっしゃった。
「今、この子にとってやはり腸が出てしまってるのは不快だから手術してあげる必要はある」
「6月くらいに手術を考えていきましょう」と

よし、それまでアーチの健康管理は完璧に私たち飼い主がやりこなす!!
ガンは体の中で起きる物。外部からきた敵でもなんでもない。
アーチがガン細胞を持ってる犬だとしたら、それも含めて上手につきあっていってあげればいい。

「ガンは痛いのよ」 「安楽死させてあげたら?」
犬を飼ってる飼い主さんまで言われた。
私たちも悩んだ。だけど体がきちんとデトックスされてる状態ではさほど痛みはなく、今のアーチは医師いわく
「筋肉痛のちょっとひどいの」 くらいの痛みだそうだ。
気が狂いそうな痛みをアーチが発するようになってきたとき、私たちはその決断をするべきかもしれない。
でも今は、ガンと一緒に上手くつきあっていく。
それは人間生活でもそんな気がする。嫌な人を排除していくより嫌な人と上手くつきあっていく方が案外スムーズにいったりする。全てにおいて、実はそうなのかもしれない。
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by minis_archie | 2010-05-22 13:23 | がんの具合
アーチにとって
「科学療法」と「自然療法」どちらがいいのか?

アーチの自己治癒力を信じて「自然療法」で頑張る!!と決めたものの、
仕事もできない状態になった。

医療体制のしっかりしてる科学療法でお世話になるべきなのか・・・。

・・・・・でも科学療法は効かなかった場合、ただの薬漬けになり、アーチの体力と私たちの体力(肉体&金銭面)の戦いになる。

科学療法の医師の説明ではまず単体の抗ガン剤治療を
週1回×8週間行う。
それで効けば良いが、その後効かない場合は
複数の抗ガン剤治療
週1回×24週 行う。

ちなみに1回の抗ガン剤治療に5万。その他入院費、薬代。

とても現実的でない感じがする。

自然治療の医師いわく
「アーチちゃんの場合、抗ガン剤治療を始めたら、「あと1年」と言われたようなものです」 ーとの事。

しかし、自然治療は驚くほどの驚異の回復を見せるかもしれないし、見せないかもしれない。

どちらの選択もやはり 「賭け」に違いない

「ゆっくり確実に」 自然治療でガンとうまくつきあい共存していこうと思っていたけれど
今、現実にトイレをする度に脱腸を繰り返している現状をどうにか打破しなければ・・。

主人と話し合っても素人の私たちでは堂々巡り。
自然治療と化学治療の両方を取り入れてる病院を色々探してみても、同じ自然治療でも若干違ったりして、納得する回答が得られない。

しかし、脱腸するたびに、病院に行っていたのでは私たちの体が持たない。
自然療法の先生に相談したくてもこの「ゴールデンウィーク」という病気の者にとっては最悪の連休にはさまれ、連絡がとれない。

とにかく入院をずっとさせておく訳にはいかない。こうしている間にもアーチの体をガンは蝕んでいってる。

アーチを退院させるべく、まず基盤をつくらなければ。

アーチが入院している高度救命病院は車で40分くらいのところにある為、やはりもう少し近くの病院を確保する必要があった。
元々通っていた病院に相談してみよう。
色々とやってくれたな・・という気持ちは正直残っているけれど、
(内視鏡検査の処置ミス、ステロイド剤の早期適用)
 アーチを小さい頃から知っていてくれる病院はアーチ自身も落ち着く。
薬の投与など医療行為ははしないでもらっても、もしもの場合の脱腸の処置などをお願いする場を確保する必要はあった。

そう、やはりアーチの自己治癒力に賭けて自然療法で私たちは頑張ろうとし始めていた。
それにはやはり科学療法で治療を行っている医師たちにも協力をして頂かなければ。

10年後なら違うのでしょう。でもまだまだ自然療法を取り入れてる病院は少ないのです。
特に神奈川は驚くほどに・・・。
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by minis_archie | 2010-05-04 13:59 | がんの具合
月末の4月30日

朝の散歩から帰ってきた主人が
「あーちのおしりから腫瘍が出ちゃった!!」と青ざめて帰ってきた。

た・・・大変だ。

しかし、月末。花屋を自営で営む私にとって予約が沢山でとても休める状態でもない。

かといって先日から休みや早退をしている主人もそうそう有休をとってる訳にもいかない。

「とにかく朝の予約たちだけさばいて、一度帰ってくる!!」と決めてお互い出勤。
その間に自然療法の医師に指示を求める。

医師「とにかく内臓が出ちゃってるのはまずいので近くの病院で入れてもらってください。じゃないと壊死して腸を摘出になりますよ」

・・・・・・・・ひゃ~・・・・・。大変だ。

結局すぐに戻れる主人が家に戻りアーチを病院へ

家の中は・・・すごいことになっていたらしい。その中でアーチは倒れるようにぐったりしていたよう・・。

ごめんよぉ・・・アーチ・・・。

最近お世話になっている「高度救命病院」につれていき処置。事なきを得る。

一番最初の病院で強引に内視鏡を入れた為に腸が伸びちゃってるらしく、脱腸しやすい状態になってるらしい

12時間は安静が必要なのでアーチは入院。翌日、自然療法の病院に連れて行くことに。

オゾン療法とゲルマ温浴をして帰宅・・・予定が家の前でまた脱腸・・。
そしてまた「高度救命病院」にお世話になる。

病院に行き、担当医師に
「あーちちゃんの身になって考えて下さい」 と言われる。
脱腸したものを元に戻すのは大の大人も悶絶するほどの痛みを伴うらしい。
叫び狂うアーチ。
私たちも戸惑う。
「自然療法を非難する訳では無いですが、結局何の処置もできず、またこうして痛い思いを繰り返しているじゃないですか!!」ーと医師に言われる。
確かに・・・その通りだ・・・・。手術の出来ない(場所的に手術後死亡する率が高い)今、
化学療法を選択して抗ガン剤とステロイド剤を使えばガンが小さくなるかもしれない。そしたら脱腸しなくなる。

しかし、抗ガン剤&ステロイド剤を使い始めて、もし効かなかった場合、どんどん薬が強くなり、薬漬けになる。お金とリスクを伴って、やった割には脱腸を繰り返す可能性もある。治療と比例してアーチの体が持っている自己治癒力がどんどん失われる。

ステロイド剤を使い始めた時点で自然療法が効かなくなる。(←これは医師によって考えが違うようです。うちの通ってる医師はそういう見解をする方です)

抗ガン剤治療をすると決めた時点で「化学療法にする」 と決める事になる。

結局 アーチのリンパ腫の場合、 自然療法も化学療法も
「やってみなければわからない」
 という答えになる。
 ただ化学療法の方がデータ化されてる分、「このくらいの率で治ります」というのを目で見せてもらえる。

約1時間、医師と意見を交わしました。
こんなに医師と面と向かって治療の事、私たちの考え、医師の考え、色々な事を話したのは人生初めて。
結局その日はアーチの容体もあるし・・で入院させいったん帰る事に。

化学療法と自然療法の板挟み。
どちらの先生もアーチの為に色々考えて下さって、よくなって欲しいと治療してくださってるのに、意見が噛み合わない。

どちらがアーチにとって楽なのか痛くないのか、何をしても脱腸をしてしまうリスクがある現状。
決断する時間があまりない中で、私たちはアーチにとって大切な選択をしていくことになりました。
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by minis_archie | 2010-05-03 13:00 | がんの具合