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脱腸したら主人が戻し・・・ という行為が続いていました。
外に出たままだと壊死するし感染症にかかる確率も高い。
かなりの頻度で脱腸するようになってしまったアーチはそれこそ、1日10回以上脱腸しては入れ・・を繰り返していました。

でも出てしまった内蔵を元に戻すというのは そのまま吐き気も起こってしまうようで、食べては吐き・・という行為が続き、だんだんアーチが食事を摂らなくなっていき、歩くこともなくなり、声を出すことも無くなりました。

動物が(特に食いしん坊のアーチが)食事をしないということは = 死 の雰囲気が漂い、
毎日、(もう駄目かもしれない・・)という気持ちになっていきました。
世の中で一番大好きな「パン」すら口にしなくなってしまった。

自然治療の病院に連れていった時だけ、なぜか底知れぬパワーを発揮し、いつも歩くことさえままならないのに、じっと立って、先生に診てもらっていました。
「治して欲しい」 アーチの気持ちが伝わる。
「だいぶ痛んでしまったね」と脱腸した部分を診て医師が一言
「内部に戻した方がいいんでしょうか?」と私
「うーん、そうなんだけどねぇ。ここまで痛んじゃうと」と医師 「乾燥しないようにしてもらえれば・・」と医師

では、もう腸は出しっぱなしでオゾンオイル(オゾンガスが含まれているオリーブオイル)をたっぷり塗って生活しようじゃないか!!
リスクはあるけど、これ以上アーチを痛めつけたくないと、ある意味腹をくくった途端。

少しずつ、ご飯を食べるようになり(大好きなパンだけ。本当はパンには色々含まれすぎているので駄目と言われている)、少しずつ、歩けるようになり、 しまいには、声を出すようになった。

今は腸は出っぱなし。 でも散歩もするし、パン以外n野菜主体のご飯も食べる。私たちに甘えてくる。

嘘みたいに元気になり、激減した体重も増減無し。

先生もそんな様子を見て
「この調子なら手術できると思う」と見解を初めておっしゃった。
「今、この子にとってやはり腸が出てしまってるのは不快だから手術してあげる必要はある」
「6月くらいに手術を考えていきましょう」と

よし、それまでアーチの健康管理は完璧に私たち飼い主がやりこなす!!
ガンは体の中で起きる物。外部からきた敵でもなんでもない。
アーチがガン細胞を持ってる犬だとしたら、それも含めて上手につきあっていってあげればいい。

「ガンは痛いのよ」 「安楽死させてあげたら?」
犬を飼ってる飼い主さんまで言われた。
私たちも悩んだ。だけど体がきちんとデトックスされてる状態ではさほど痛みはなく、今のアーチは医師いわく
「筋肉痛のちょっとひどいの」 くらいの痛みだそうだ。
気が狂いそうな痛みをアーチが発するようになってきたとき、私たちはその決断をするべきかもしれない。
でも今は、ガンと一緒に上手くつきあっていく。
それは人間生活でもそんな気がする。嫌な人を排除していくより嫌な人と上手くつきあっていく方が案外スムーズにいったりする。全てにおいて、実はそうなのかもしれない。
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by minis_archie | 2010-05-22 13:23 | がんの具合
アーチが長年お世話になっていた近所の動物病院に私たち夫婦だけで
今の現状と、これから起こりうる事、その対処法などを相談しに伺いました。

個人医院のこちらは先に伺った「高度救命病院」とは違い、柔軟な対応。
うちが自然療法を進めていきたい意向も快く了承してくださり、
その他の困った時の対応(主に今は脱腸した場合)もして下さるとの事。

「小さい頃からあーちゃん診てるから、「そんな事になっちゃったんだ・・・」って思って」との若い担当医の言葉に堰を切ったように泣き崩れた私。

いつもちやほやしてくださるこちらの病院に行くのが楽しみだったアーチ。
あの天真爛漫に笑顔を振りまく姿を思い出し泣かずにはいられなかった。

あの姿、みんなにまた見せる事ができるといい・・。 そう信じて。

「脱腸」という対処法だけでも3つの病院全てが違いました。

「高度救命病院」 → 
まわりの粘膜を引っ張りながら押し込む。 薬などは使わない。脱腸してすぐだとアーチも我慢ができる痛みのようだが、数時間経過後だと腫れ上がり激痛が伴う様子

「地元の個人病院」 → 
ゼリー状の局部麻酔を塗り対処する。 まだやったことがないのでアーチの様子はわからない。

「自然治療の病院」 → 
腫瘍の隙間に指を入れ自然に押し込む。 アーチの様子は高度救命病院の時と同じだが、数時間経過後でも激痛というほどではないようだ。

そしてどの病院も口をそろえて言う
「これが一般的なやり方です」 ーーーと。

もうどれが普通なのかもわからなくなってきた。
あとは私たちがアーチの様子で判断すべきなのでしょう。

ひとつわかったのが、脱腸は対応が早ければ早いほどいいーということ。
夜間、病院に駆けつけるのは出来る限り最小限にしたい。

そこで二人で出した回答は

「私たちが出てしまった腸(腫瘍)を元に戻してみよう」 という事でした。
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by minis_archie | 2010-05-10 14:08 | びょういん
アーチにとって
「科学療法」と「自然療法」どちらがいいのか?

アーチの自己治癒力を信じて「自然療法」で頑張る!!と決めたものの、
仕事もできない状態になった。

医療体制のしっかりしてる科学療法でお世話になるべきなのか・・・。

・・・・・でも科学療法は効かなかった場合、ただの薬漬けになり、アーチの体力と私たちの体力(肉体&金銭面)の戦いになる。

科学療法の医師の説明ではまず単体の抗ガン剤治療を
週1回×8週間行う。
それで効けば良いが、その後効かない場合は
複数の抗ガン剤治療
週1回×24週 行う。

ちなみに1回の抗ガン剤治療に5万。その他入院費、薬代。

とても現実的でない感じがする。

自然治療の医師いわく
「アーチちゃんの場合、抗ガン剤治療を始めたら、「あと1年」と言われたようなものです」 ーとの事。

しかし、自然治療は驚くほどの驚異の回復を見せるかもしれないし、見せないかもしれない。

どちらの選択もやはり 「賭け」に違いない

「ゆっくり確実に」 自然治療でガンとうまくつきあい共存していこうと思っていたけれど
今、現実にトイレをする度に脱腸を繰り返している現状をどうにか打破しなければ・・。

主人と話し合っても素人の私たちでは堂々巡り。
自然治療と化学治療の両方を取り入れてる病院を色々探してみても、同じ自然治療でも若干違ったりして、納得する回答が得られない。

しかし、脱腸するたびに、病院に行っていたのでは私たちの体が持たない。
自然療法の先生に相談したくてもこの「ゴールデンウィーク」という病気の者にとっては最悪の連休にはさまれ、連絡がとれない。

とにかく入院をずっとさせておく訳にはいかない。こうしている間にもアーチの体をガンは蝕んでいってる。

アーチを退院させるべく、まず基盤をつくらなければ。

アーチが入院している高度救命病院は車で40分くらいのところにある為、やはりもう少し近くの病院を確保する必要があった。
元々通っていた病院に相談してみよう。
色々とやってくれたな・・という気持ちは正直残っているけれど、
(内視鏡検査の処置ミス、ステロイド剤の早期適用)
 アーチを小さい頃から知っていてくれる病院はアーチ自身も落ち着く。
薬の投与など医療行為ははしないでもらっても、もしもの場合の脱腸の処置などをお願いする場を確保する必要はあった。

そう、やはりアーチの自己治癒力に賭けて自然療法で私たちは頑張ろうとし始めていた。
それにはやはり科学療法で治療を行っている医師たちにも協力をして頂かなければ。

10年後なら違うのでしょう。でもまだまだ自然療法を取り入れてる病院は少ないのです。
特に神奈川は驚くほどに・・・。
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by minis_archie | 2010-05-04 13:59 | がんの具合
月末の4月30日

朝の散歩から帰ってきた主人が
「あーちのおしりから腫瘍が出ちゃった!!」と青ざめて帰ってきた。

た・・・大変だ。

しかし、月末。花屋を自営で営む私にとって予約が沢山でとても休める状態でもない。

かといって先日から休みや早退をしている主人もそうそう有休をとってる訳にもいかない。

「とにかく朝の予約たちだけさばいて、一度帰ってくる!!」と決めてお互い出勤。
その間に自然療法の医師に指示を求める。

医師「とにかく内臓が出ちゃってるのはまずいので近くの病院で入れてもらってください。じゃないと壊死して腸を摘出になりますよ」

・・・・・・・・ひゃ~・・・・・。大変だ。

結局すぐに戻れる主人が家に戻りアーチを病院へ

家の中は・・・すごいことになっていたらしい。その中でアーチは倒れるようにぐったりしていたよう・・。

ごめんよぉ・・・アーチ・・・。

最近お世話になっている「高度救命病院」につれていき処置。事なきを得る。

一番最初の病院で強引に内視鏡を入れた為に腸が伸びちゃってるらしく、脱腸しやすい状態になってるらしい

12時間は安静が必要なのでアーチは入院。翌日、自然療法の病院に連れて行くことに。

オゾン療法とゲルマ温浴をして帰宅・・・予定が家の前でまた脱腸・・。
そしてまた「高度救命病院」にお世話になる。

病院に行き、担当医師に
「あーちちゃんの身になって考えて下さい」 と言われる。
脱腸したものを元に戻すのは大の大人も悶絶するほどの痛みを伴うらしい。
叫び狂うアーチ。
私たちも戸惑う。
「自然療法を非難する訳では無いですが、結局何の処置もできず、またこうして痛い思いを繰り返しているじゃないですか!!」ーと医師に言われる。
確かに・・・その通りだ・・・・。手術の出来ない(場所的に手術後死亡する率が高い)今、
化学療法を選択して抗ガン剤とステロイド剤を使えばガンが小さくなるかもしれない。そしたら脱腸しなくなる。

しかし、抗ガン剤&ステロイド剤を使い始めて、もし効かなかった場合、どんどん薬が強くなり、薬漬けになる。お金とリスクを伴って、やった割には脱腸を繰り返す可能性もある。治療と比例してアーチの体が持っている自己治癒力がどんどん失われる。

ステロイド剤を使い始めた時点で自然療法が効かなくなる。(←これは医師によって考えが違うようです。うちの通ってる医師はそういう見解をする方です)

抗ガン剤治療をすると決めた時点で「化学療法にする」 と決める事になる。

結局 アーチのリンパ腫の場合、 自然療法も化学療法も
「やってみなければわからない」
 という答えになる。
 ただ化学療法の方がデータ化されてる分、「このくらいの率で治ります」というのを目で見せてもらえる。

約1時間、医師と意見を交わしました。
こんなに医師と面と向かって治療の事、私たちの考え、医師の考え、色々な事を話したのは人生初めて。
結局その日はアーチの容体もあるし・・で入院させいったん帰る事に。

化学療法と自然療法の板挟み。
どちらの先生もアーチの為に色々考えて下さって、よくなって欲しいと治療してくださってるのに、意見が噛み合わない。

どちらがアーチにとって楽なのか痛くないのか、何をしても脱腸をしてしまうリスクがある現状。
決断する時間があまりない中で、私たちはアーチにとって大切な選択をしていくことになりました。
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by minis_archie | 2010-05-03 13:00 | がんの具合
自然療法と化学療法。
根本的に考え方が違います。

化学療法は 起こったことを治す方法 たとえば風邪をひいたとすれば、「鼻水を止める薬」だとか「咳を止める薬」とか処方されますよね

自然療法は 「起きた原因を改善する方法」 

アーチの場合 「どうしてまずガンになったのか調べましょう」 という事から始めました。
根本を改善しない限りアーチのガンは進行するばかりなので。
一時的な痛みを止めるのではなく原因を止めるということ。

アーチの通う病院は自然療法の「レメディ」という薬を作れる日本で数少ない病院。
日本全国の飼い主の方がこちらの病院にお世話になりたい方が多く1~2ヶ月待ち なのです。
電話だけで対応して頂いてる方も多く、車でなんとか行ける範囲の我が家は幸運だと思います。

藁にもすがる思いで電話をしたら比較的平日は対応していただけるとのことで先日、初めてアーチを連れて主人と2人と1匹で行ってきました。

いつも診療台に登ると足がブルブルしてしまって、5分と経たないうちにワンワン騒ぎ出すアーチが、
びっくりするほどおとなしく、1時間30分にも及ぶ診療を受けてくれました。(しかもしっぽを振って)
その姿は「この先生に診てもらう」って言ってるようでした。
そんなアーチの様子を見て私たちも(自然療法を選んだのは間違いない)と確信。

先生は こんなことを書くと(頭が痛い人?)と思われるかもしれませんが、おそらくハンドパワー的なものを持っているとか、動物の声が聞けるとか、よくわからないけど、そんな感じだと思う。
一緒にいるだけでものすごい力で安らぎを与えてくれるパワーがある。
こんな人間(とあえて)に会ったの初めて。
ずっと張り詰めていた私たちが 「ふっ」っと すごく力が抜け、アーチと同じように私たちも診療してもらったように晴れやかな気分になれました。

自然療法、知りたいですよね。
まずアーチの抱えてるものがデータ化されます。
除草剤が検出されたり(河原によく遊びに行ってるので)、塩素が検出されたり(水道水をあげていたので)
ちょっと科学的。だけど血を採ったりするわけではないのです。
あとOリングを使ってアーチに食事が合ってるかとか、全て調べてくれます。

アーチがちょっとおかしいなと思ったのは去年の夏頃で、
かかりつけの病院に、
「シュナウザーちゃんはアレルギーが多いから」と 試す感じで使われていたステロイド剤。
それがアーチを弱らせ、何の薬も効きが悪くする作用をしている事も解った。
ステロイド剤、怖い・・・。 
病院のいいなりに何も調べず、よかれとアーチに怖い薬を与えていた自分を恨む。

病院の出した結果が全てじゃない
(私も以前、気管支炎なのに何も調べずに「喘息」と診断され、ステロイド剤を吸わされ危うく違う病気になるとこだった事を思い出す) セカンドオピニオンは大切だ・・と改めて確信。

市販のドックフードを主食にしていたアーチですが、ドックフードにはガンのアーチには合わない物が沢山あるので、いざというときの大丈夫なドックフードを頂き、手作りご飯を教えて頂きました。

「ガンはお金がかかるからね。やれる範囲で自分でやらないと」と先生の温かい励まし。

ーというわけで、アーチに手作りご飯を作ることになったのです。
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by minis_archie | 2010-05-01 18:28 | びょういん
飼い犬アーチのガン宣告 リンパ腫。しかも悪性。 大腸に4cm大の腫瘍もある。つまり転移もある

青天の霹靂でした。 
まだ4さい。これからじゃないか・・・。
こんなこと起こるのか?
つい先日同じ病気で亡くなった義父が頭によぎる。
最悪な結果。

調べれば調べるほど
「安楽死」という選択

泣いて泣いて、人形焼きみたいな顔になって、自分を責めて責めて・・

さぁ、どうしていく?と提示された

化学療法での治療方法は 抗ガン剤とステロイド剤の適用

なにか違う、何か違う・・・
抗ガン剤で治る人も見てるけど、私は弱っていく人を大半見ていて・・・


もし最悪な日がすぐそこにあったとしても、いつものようにご飯を食べれて、ギリギリまで大好きな散歩に行けて、私たちに甘えられて・・・そんな時間が少しでも長く続けばいい。
そして少しでも痛い思いや苦しく辛い思いをしなければいい。

そんな私たちの出した答えは「自然療法」というカタチでした。

「アーチと共にガンと闘っていってる」
そんな事を日々実感しながら過ごしています。

間違えないで欲しいのは 決して化学療法が悪いとか、治療法について悪口を言いたいわけではありません。
ただ、思った以上に同じ様な悩みを抱えてる人、そしてペットを飼ってる誰しもが持っている不安を少しでも
払拭できたら・・と。
アーチを通して見る犬のガンの治療と家族の接し方をお伝えできればいいなぁと思っています。

どうぞよろしくお願いします。
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by minis_archie | 2010-05-01 17:56 | はじめに